電子書籍化って本当に大丈夫?

別に出版社や権威のある作家の方を持つわけではありません^^;

本の電子化は時代の進む方向としては正しいと思います。

それにどれほど抵抗したとしても、その流れを帰ることは出来ないでしょう。

私自身も電子出版をしたいと思ってますし、本が一部の人しか出せないのは間違っていると思っています。

電子出版ならたとえ売れないような本であっても作者しだいで、出版することもできます。
書籍についているISBNというコードも簡単に取得することもできます。

印刷する必要がないので、出版にお金がかかりません。

まあ、それ相応の知識と技術は必要でしょうが、今までのように多額の資金が必要と言うわけではありません。

よく、権威者はブログ等の一般人の書き込みをいい加減だと批判したりもしますね。

確かに、権威ある新聞や書籍ではそれ相応の人たちのフィルターにかけられているので、どんな人が読んでも、まあ、間違いはないでしょう。

でも、それらの新聞、雑誌、書籍に間違えがないかと言うと、そんなことはありませんね。

今までだって、それらのメディアだって出版社やその他の利害関係者の操作を受けてきました。

テレビの生放送でも操作することは可能ですね^^
気がつかないだけ・・・・^^;

だから、いろんな人はいろんなことを発表できるという意味からも電子書籍化は賛成です。

世の中で言われているように、読者はそれほど馬鹿ではないでしょう^^

私が心配しているのは、ぜんぜん別のことなんです!

私は本を結構たくさん読みます。
年間で200冊くらいですか・・・^^

もし、これをすべて1000円で買ったらいくらですか?

なんと、20万円ですね^^;

私はそれらの本の大半を図書館から借りています。

電子書籍化されると本自体は安くなるのでしょうが、図書館で借りられなくなるのではないかと危惧しています。

今でも人気のある本や新刊については、借りるのが難しいですね。

出版してから3ヶ月くらいたたないと、他市の図書館から借りることが出来ないみたいです。

最近、図書館に行くとたくさんの方が利用しています。

電子化されてもそのような図書館の機能が守られることを説に願っております。

新書や文庫本のように比較的安い本も借りられなくなるのはつらいですが、
専門書のような高額な本は個人で購入することは困難です。

先日、500ページほどの心理療法の専門書を借りましたが、
なんと、7000円もしました^^;

いろいろなことを調べようとすると、このように高額な本が必要になります。
借りられなくなると、調べることが実質的に不可能になってしまいます。

そうすると、知識が一部の人だけのものになる可能性がありますね^^;

もう一つ懸念しているのが、古本です。

私は以前、「せどり」ということをしていました。

「せどり」とはブックオフのような古本屋さんから安いけど価値のある本を探し、
それをアマゾンの古本コーナー(マーケットプレイス)で売る商売です。

古本屋さんで100円で売られている本の中には絶版になって手に入らないような貴重な本もたくさんまぎれているんです。

で、別に、「せどり」の商売が成り立たなくなるのが困るというわけではないんです。

図書館で本を借りようとすると、一定期間で返却しなければなりません。
通常2週間、延長すると4週間くらいは借りられます。

でも、2週間とかで読めない人もいますよね^^;

そんな人はブックオフみたいに安い本を買えると便利なんですよね。

通常は新品の半額、古い本になると100円コーナーに並びます^^

それに、パソコンとかのIT機器に抵抗がある人もいますよね。

そんな人たちのためにも紙の本も必要でしょう。

オンデマンドの製本機があります。

電子書籍をその場で本に製本してくれる機械です。

コピーと同じ感覚で本が作れちゃうんですね。

でも、この機械は大変効果で2000万円ほどします^^;

アメリカのアマゾンではこの機械を使って電子書籍を製本して提供してくれるサービスがあります。

日本ではまだ無いようですね^^;

以上のことをまとめますと、私の懸念は以下のようになります。

1.図書館で借りられなくなるのではないか。
2.古本の100円コーナーのような安価な購入方法がなくなるのではないか。
3.IT難民が情報から取り残されるのではないか。
4.上記を踏まえ、情報格差が広がるのではないか。

インターネットの時代になり、情報が溢れているように考えている方も多いのではないかと思います。

しかし、本当に価値のある情報はかえってたくさんの情報の中に隠れてしまい、なかなか見つからない状況でもあります。

検索エンジンのように、たくさんの情報の中から必要な情報を選び出す技術は信じられないほどのスピードで進化しています。

しかし、それ以上に情報自体が多様な視点を含んで、より複雑化してきているようにも思います。

それに、深い知識を得るためには、地道な調査が必要なことも確かです。

このようなことを踏まえて、今までにないような、情報を読み取り、理解する技術。
リテラシーが要求される時代なのではないでしょうか。

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