精神科医は心の専門家ではない?!

ほとんどの精神科では、患者の話を聞きません。

患者が多くて時間が取れないという理由もあります。

ですから、多くても10分、
一般には5分程度です。
3分以下なんていう話も聞きます。

早く診察を終わらせるのも、いい医師のスキルだと聞いたこともあります。

私がよく読む本の作者で、大阪の精神科医でもある岡田尊司さんの本の中に、こんな文章がありましたので紹介します。

=== 「母という病」(岡田尊司 2012年)より =====
うつや不安障害といった病気は、さまざまな問題が積み重なった末の最終的な結果だっ た。本当の問題は、そこに至るまでのプロセスにある。そこを解き明かして、どこで無理を生じているのか、生き方や考え方を改めていかないと、真の問題解決にはならない。 ところが、最近の精神科の診断は、症状だけで診断を下すのが当たり前となり、背景とかプロセスといったものにあまり関心を向けなくなっている。精神科医といっても、心の専門家ではなくなってきているのだ。
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昔、50年ほど前までは、精神科の薬はほとんどありませんでした。

だから、精神科医師は、心理療法、当時は精神分析(アメリカが中心)を中止に患者の治療を行っていました。

精神科の薬がたくさん開発されるようになると、そのほとんどが薬物療法に移行しました。

そして、少しずつ、精神科医は心から遠ざかって行ったのです。

また、にわか精神科医も増える傾向にあります。

たとえば少子化かにより、小児科、産婦人科の顧客が減り、それらの医師が、需要が増した精神科の分野に衣替えするケースもあります。

それらのにわか精神科医を対象にした、うつ病セミナーのようなものがあったとの話も聞いています。

私が精神障害者家族会の副会長をしているときも、こうしたいろいろな裏事情が流れてきました^^;

では、心の専門家とはどんな人でしょうか?

宗教家も哲学者も、心の専門家だという人がいるでしょう。

カウンセラーや心理療法家も、心の専門家だという人もいるでしょう。

芸術家の中にも、心の専門家だと思っている人はいるでしょう。

心は多元的なのです。

だから、私は心の専門家たとは言いません。

私は心の「探求家」なのです。

いろいろな、次元から心を探求しようと試みているわけです。

星野てつろうのスターフィールド(アート・ギャラリー)
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