USTREAMの有料化とマーケティングのお話し

今日、USTREAMから、こんなメールが届きました。

どうやら、有料サービスが始まったようですね。

USTREAMを覗いてみると、新しいサービスがありました。

~プレミアムメンバー~
Ustreamユーザ向けの有料サービスです。月額315円(税込)で、アドフリー視聴やペイ・パー・ビュー配信など、Ustreamをもっと楽しむことができる機能を利用できます。今後も新機能を随時追加予定です!

とのこと。

このプレミアムメンバーになると何ができるのかというと、
5つの特典があるようです。

特典1:アドフリー視聴
広告が非表示になり、広告で遮られずにお気に入りの番組を見ることができます。(Ustreamの公式番組を除きます)

特典2:ペイ・パー・ビュー
プレミアムメンバーで、かつコミュニティ参加者が一定数以上いると、ペイ・パー・ビュー配信(有料配信)をすることができます。

特典3:ライブアラート
お気に入りの番組が配信を開始したら、通知を受信することができます。

特典4:拡張バナー
番組ページに各種バナーを追加できる機能です。プレミアムメンバーはAmazon、iTunesに加え、カスタムバナー、Twitter、Facebookへの誘導バナーを追加できます。

特典5:プレミアムマーク
ソーシャルストリーム上のコメントには、 プレミアムマークが追加され、文字が太字になります。

USTREAMの配信をビジネスで使おうとすると、
特典4の、拡張バーナー登録が使えそうですね^^
自分の配信画面の下に誘導用のバーナーを設置できるのは集客には役に立ちそうです。

なにやら、むずかしい専門用語が出てきてしまいましたね^^;

バーナーと言うのは、ホームページ上に貼り付けられた広告と言うことでしょうか。

それを、クリックすると、販売ページや来て欲しいホームページにお客を飛ばすことができます。

だから、お客を集めるのに便利なんです。

今回のUSTREAMをマーケット的に考えてみたいと思います。

結論から言いますと、
フリーミアムというマーケティングの戦略の中の「機能の制限」にあたるものになります。
またまた、わからない専門用語が出てしまいましたね^^;

フリーミアムと言うのはマーケティングの用語で、ある制限内で使うことは無料ですよということです。

その制限を超えた使い方をする場合には有料になりますということです。

みなさんが、インターネットでいろいろな情報やサービスを無料で利用できるのは、
このフリーミアムというマーケティング戦略を、多くのインターネット上のコンテンツを提供している会社が採用しているからです。

グーグルもヤフーもツイッターも、そしてスカイプも例外ではありません。

これらの会社は決してボランティアで運営しているわけではなく、あなたではないどこかの誰かにお金を払ってもらっているというわけです。

そして、今回のUSTREAMでは「機能の制限」と方法をとったわけです。

このフリーミアムには大きく4種類の制限があります。

順に説明することにしましょう。

・時間の制限
これは、限られた時間だけ使う分には無料にする戦略です。
一定時間を越えた使用は有料と言うことになります。
ウィルコムでは最初の10分間の通話を無料にするというサービスがあります。
また、「お試し期間」というのもこれにあたります。
ソフトには「お験し版」と言うのがよくあります。
3ヶ月間無料とかですね。

・機能制限
これは、今回USTREAMがとった戦略です。
最低限の使い方をする場合は無料ですが、もっといろいろなことをしたいという場合には有料になるというわけです。
5つの特典が要らない場合は無料ですが、5つの特典を使いたい場合は有料になるということです。
無料ストレージサービスやメールなどのサービスもこれにあたります。
XXGBまで無料、みたいな仕様がありますね。

・人数制限
これはたとえば、一度に使える人数を制限したりする戦略です。
たとえば、あるサービスを一人が管理して使う場合は無料で、複数の人が管理して使うような場合に有料になるというようなものです。
一人が書き込むブログは無料、複数の人が書き込むブログは有料といったことです。

・顧客のタイプによる制限
これは、個人使用は無料で、法人使用が有料といった場合があります。

これらはどれも、無料で使うユーザーと、お金を払っているユーザーがいるということを示しています。

何の気なしに使っているサービスは全て、こうしたマーケティング戦略とビジネスモデルに基づいているんです。

普段は見えない、インターネットの向こう側で、
テレビやラジオの向こう側で、
電話・携帯・スマホの向こう側で、
いろいろな人や企業が、躍起になってこれらのことを考え、駆使してビジネスを行っているんですね。

国や政治団体、ボランティア団体、NPO、宗教団体にしても、こうした視点からとらえると面白いですね。

これらにも、ちゃんと、マーケティングやビジネスモデルがあるんです。

やっている本人たちが気が付いているかは、わかりませんがね^^;

なんで、カウンセラーの私がこんなことを知っているのでしょうね^^

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