[心に響く言葉]10年後を心配する人は幸いである。来年は安心なのだから。来年の心配する人は幸いである。今年は安心なのだから。明日を心配する人は幸いである。今日は安心なのだから。

ちょうっと、想像してみてください!

あなたが飛行機に乗っていると、数人の男が拳銃を構えて怒鳴りはじめました。

周りはみんなパニック状態です。

そう、ハイジャックが起きたのです。

ハワイでのバカンスを楽しみにしていたあなたは、今にも殺されるのではないかと恐怖します。

そのとき、何を思うでしょうか?

飛行機が無事着陸できるか?

犯人たちに殺されないか?

もしかすると、人生で遣り残したことを考えるかもしれません。

また、家族のことを考えるかもしれません。

そして、「今」に集中しているのではないでしょうか?

10年後や老後の心配など浮かんでこないでしょう?

来年の心配など浮かんでこないでしょう?

明日の心配すら浮かんでこないのではないでしょうか?

そして、これまで悩んでいたことが、本当はとるに足らないことだったと思うかもしれません。

今の現実、ハイジャックされ、今にも殺されるかもしれない恐怖に比べれば・・・・・

心配事はいくらでもあるものです。

それは、未来のことだからです。

そして、未来は誰にもわからないからです。

わからないものに対して、心配になったり恐れるのは当たり前のことです。

でも、たとえ、一つの心配事が解決したとしても、
次の心配事が控えています。

そして、その心配事が解決しても、
次の心配事が起こります。

それは、永遠に続くドミノ倒しみたいなものです。

サメの歯はいくらでも生えてきます。

歯が失われると控えの歯がすぐに代わりをつとめます。

心配事も同じです。

心配事そのものが問題ではなく、心配するあなたの心が問題だからです。

例えが、お金の話になりますが、

もし、お金に悩むあなたが、今よりもずっと昇進して、何倍も給料をもらえるようになったとします。

何でも欲しいものが買えるようになりました。

では、心配事はなくなったのでしょうか?

そこに、新たな心配事が出てきます。

もしかすると、仕事に失敗して降格されるのではないか。

会社がうまくいかなくなったらどうしよう・・・・・

首になったらどうしよう。

健康のことはどうでしょう。

もし、今より健康になったら・・・・・

また、病気になるのではという心配が出てきます。

だから、病気のとき以上に健康のことが気になるかもしれません。

そして、脅迫的にスポーツに励み、サプリメントや健康法にしがみつくかもしれません。

無いときには起こらなかった心配が、手に入れたことによって起きる。

失うことへの恐怖であり、心配です。

足りないものを手に入れれば安心できのかると言うと、
そうではないのです。

手に入ったからこそ起こる心配もあるのです。

心配事は決してなくなることはないのです。

愛情も同じです。

とても好きな人がいて、その人の愛が欲しいと思います。

そして、願いが叶い、その人と結婚したとしましょう。

すると、心配事が出てきます。

その人は自分の事を本当に愛しているだろうか?

浮気はしないだろうか?

私を嫌いにならないだろうか?

離婚されたりしないだろうか?

そして、その兆候を探します。

実はその行動や思いが、相手を失う源になることを知りません。

疑いの心が相手をどんどん遠いものにしてしまいます。

そう、心配そのものがいけないのではなく、
心配する気持ちをなんとかしなければいけないのです。

そして、心配は未来へのマイナスの思考です。

未来に対して悪い方向で考えているということです。

解決の方法の一つに、未来をプラスに考えるということもあります。

これは、認知療法的アプローチであり、可能性セラピー的アプローチでもあります。

そして、もう一つの方法があります。

それは、今現在を大切にするということです。

「今、ここ」と言うことです。

それにより、心配を小さくすることができます。

「今、ここ」を感じることです。

未来ではなく、今は安心できているんだ、

だからこそ、未来が心配になるのだ。

今は安心でよかった・・・・

今は、銃で撃たれたり、爆弾が飛んでくることもないからよかったと・・・・

このように視点の変えることを「リフレーム」とも言います。

また、「今、ここ」ということを大切に感じるというのは、

最新の心理療法であるマインドフルネスの中心的考え方でもあります。

また、日本独自の心理療法とされている森田療法にも通じるところがあります。

さらに、古くはゲシュタルト療法にも繋がります。

ただし、ここにあげた方法は誰にでも同じように効果があるというわけではありません。

人はみな違うからです。

でも、その違う人に合う方法は必ずあります。

そして、私はそれらいろいろな手法や理論を知っています。

ですから、解決法を一緒に考えていくのも、私のお仕事なのです^^

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ご相談や疑問点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
ishida@imagine999.com

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